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運動しているのに痩せない理由

運動しているのに痩せないことがあります。40分どころか、1時間も2時間も有酸素運動しているのに、思ったように体脂肪が減少していかないわけです。これは筋トレよりも、ウォーキングなどの有酸素運動で顕著な現象です。一体どうして、このようなことが起こるのでしょうか?

それは人間は感情をもった動物だからです。本来、運動というのは、食料確保のための摂食行動の一環でした。食べないと生きていけないのですから、それは必死です。狩猟や採集など、それ自体がエクササイズだったのです。そこには明確な目的があり、ストレスになることはありません。

そのように肉体労働をして、空腹感を覚え、ようやく食にありつけたわけです。原始時代は、このような生活パターンだったはずです。ところが現代は、飽食の時代。いくらでも食べれます。その結果、肥満という現代病が誕生しました。その対策として、摂食行動の一環としての運動ではなく、無理して消費カロリーを増やすための運動が行なわれるようになったのです。よく考えれば、おかしな話です。

獲物を獲る狩りならイザ知らず、ダイエットのための運動においては、いかにストレスをかけないかがポイントになります。ここで精神的にストレスがかかると、ダイエットどころではなくなります。それは慢性的なストレスは、コルチゾールというホルモンを分泌させるからです。そうなると、運動しているのに痩せないとう現象が起きることに。

コルチゾールは、腎臓の上にある副腎皮質という内分泌器官から分泌されます。これは腎臓とは関係なく、ただその上に乗っているだけです。短期的なストレスは交感神経経由で、アドレナリンやノルアドレナリンが分泌されます。そしてリパーゼに働きかけて、むしろ脂肪の分解を促進します。短時間の運動なら、こういったホルモンが働くので、脂肪は分解されます。

しかし有酸素運動が長時間に及ぶと、ストレスが慢性化します。ここに、イヤイヤ運動するというストレスが上乗せされると、コルチゾールが猛威を振るいます。身体が疲れる上に、精神的にも疲労している状態は、コルチゾールが分泌されやすい状況なのです。こうして、運動しているのに痩せないことになるのです。

コルチゾールが分泌されると、大事な筋肉をアミノ酸にまで分解します。それを肝臓で、さらにブドウ糖まで糖新生します。それを大脳に供給することによって、ストレスに対処するわけです。またインスリンが多くなるので、どうしても脂肪にため込まれやすくもなります。ウォーキングを始めたのに、お腹がぽっこりしてきたという人は、コルチゾールが働いて、筋肉を内臓脂肪に転化しているからです。

そのほか運動しているのに痩せないという場合、筋肉をつけずに、ひたすらウォーキングやジョギングなどの有酸素運動「のみ」に精を出していることがあります。これでは脂肪は燃えたくても、あまり燃えなくなります。なぜなら筋肉は、脂肪を薪として燃焼するための、焼却炉だらかです。燃焼工場なのです。

筋肉量が多い人はいいでしょう。しかし、今までほとんど運動してこなかった人は、筋肉量が少ないので、脂肪を燃焼する場所も少ないのです。その結果、痩せない原因となってしまうわけですね。

ダイエットで成功するためには、何を差し置いても、筋肉が大事です。(もちろん大前提として、しっかり食べることが最も大事ですが・・・)

筋肉があってこそ、有酸素運動をして脂肪が燃えるようになります。運動しているのに痩せないという人は、ストレスを欠けないようにするとともに、筋トレをしっかりと行なってみることをオススメします。